外国為替FXを例えて説明すると

あなた(Aさん)がアメリカからゴッホの油絵を買ったとします。

油絵は船便で送ってきますが、代金はどのようにして送ればいいのでしょう?

数千万円もの現金を航空便で送るわけにもいきません。

そもそも外国為替とは、輸出人などで海外と取引した場合、現金を使わずに安全確実に、海外に送金できる便利なシステムなのです。

外国為替では、送金側と入金側の二つの国の銀行を活用します。外国為替とは、いわば銀行ネットワークを利用した海外送金システムなのです。ゴッホの絵画の代金決済がどのように行われるかを具体的に見ていきましょう。

まず、送金側のあなたは、東京のB銀行に絵画の代金を払いこみ、外国為替手形というものを受け取ります。これをニューヨークの絵画商のCさんに郵送するのです。

外国為替手形とは、これこれの金額を銀行に払いこみました-という証明です。そして、この外国為替手形を提示すれば、外国の別の銀行であっても、その銀行から同じ金額を受け取ることができるのです。

そこであなたから手形を郵便で受け取ったCさんは、早速、ニューヨークの取引先のQ銀行へ手形を持ちこみ、代金の支払いを受けることができるのです。

ここまで、あなたとCさんの間で、直接的な現金のやりとりは必要ありません。東京、ニューヨークのBとQ、二つの銀行の窓口で入金・出金が行われるだけなのです。安全確実、スピーディですよね。

もちろん、こうした外国為替取引の背後には、B銀行とQ銀行間の通貨のやりとりがあります。

これが外国為替FXの例えなのです。

 

 


 

サケは素晴らしい食材です

生サケですが、古くから日本人に親しまれてきたシロサケや、鮮やかな赤身のベニザケをはじめ、いろいろな種類があり、最近は脂ののったギンザケやキングサーモンなど、輸入されたサケもよく出まわっています。

サケは栄養バランスのよい魚で、たんぱく質はもちろん、からだによいとされる脂肪酸EPAやDHA、それにビタミンやミネラルもたくさん含んでいます。

なかでも注目したいのは、サーモンピンクの色素「アスタキサンチン」という成分です。にんじんに含まれるオレンジの色素と同様、抗酸化作用があるといわれています。

サケの身のピンク色は、わたしたちのからだの機能を高めてくれる色だったのですね。クセがなく、どんな調味料にもよく合います。

焼き物をはじめ、フライやステーキ、マリネなど、さまざまな料理で楽しめます。焼いた生サケを醤油とみりんの汁に漬ければ、保存食の「焼き漬け」にも良いですね。

そしてもちろん、サケのお刺身や握りずし・・最高です。

 


 

ワインの飲み方・注ぎ方に関するマナー

磨き上げられたグラスに美しい色の赤ワインがそそがれて・・・

ディナーはいよいよ最高潮です。「ワイングラスに口紅のあとがつかないように、さっきティッシュで軽く落としてきたから大丈夫」とワインを口にしてグラスを置いたら、「あっ!」。落とし方が足りなかったのか、口紅のあとがついてしまっています。

ここはさりげなさが重要。コソコソではなく、あくまでもさりげなく指先で口紅のあとを拭き取ります。そして、指先はもちろん、ナプキンできれいにします。

また、料理を口にしてすぐにワインを飲むと、脂がグラスのふちにベットリということになりますから、料理からワイン(水などのグラス類もすべて)に移るときは、ナプキンで口を拭ってからと決めておきましょうね。
日本の宴会では差しつ差されつが礼儀。相手のグラスやお猪口にお酒を庄ぐのが好意や敬意の表し方みたいになっています。

一緒に食事をしている彼のワイングラスが空になったら、ここは好意の示しどころ。ワインのボトルに手を伸ばして注いであげるのがいいのかしら? それとも……。

女性が男性のグラスにワインをつぎ足すのは、「好意・愛情」であっても不作法とみなされます。注ぐのは彼の役目。あなたのグラスが空になった時も、気づかないようなら目配せして、彼にまかせましょう。

もっとも、ソムリエ(ワインのサービスをする専門家)がいるレストランでは、彼らがグラスのワインの量に気を配っていて、空になると注いでくれるのがふつうです。

テーブルで勝手にボトルを取り上げたりしたら、彼らの仕事を奪うことになりそうです。

 


 

かつてのレーガン大統領の政治手法

かつて総理大臣だった大平さんは「若い時代に、総理になろうなんて夢にも思わなかった」と言い、鈴木善幸氏に至っては、恐らく一週間前まで本人を含めて誰も、彼が総理になるとは思わなかったといいます。

ですが、中曽根さんは常に総理総裁になることを現実的に目ざして、努力し、実行してきたそうです。

対談の中で、ある記者さんは中曽根総裁にこう言ったそうです。

「レーガン大統領は、グレート・コミュニケーターと言われている。あなたも、その道を歩んだらどうですか」

「なるほどね。グレート・コミュニケーターですか」

そう言って、彼はメモをとったそうです。田中角栄は記憶力が抜群で、全部頭の中に入れてしまうそうですが、知る人ぞ知る中曽根さんはメモ魔なのだそうです。

大統領選の直前に、記者さんはレーガソに会ったことがあるそうです。その時彼は、「私もあなたと同業なんですよ」と話したそうです。彼がラジオのディスク・ジョッキーをしていたからです。

ディスク・ジョッキーといっても、音楽番組の解説ではなく、時々刻々と移り変わる国際情勢や政治について、ラジオ解説をするんだそうです。

レーガンは映画俳優出身だし、カリフォルニア州知事として成功したとはいえ、議会人としての生活はなく、政治家としてのキャリアもそれほどではありませんでした。

そこで、レーガンの最大の武器は、国民とうまくコミュニケートすることにあったわけです。たとえば、新しい政策を考えても、議会の反対にあってその法案が通らない時があります。

すると彼は、テレビやラジオに出て、直接国民に訴えかけるわけです。そこで大きな支持をとりつけて、国会議員たちの反対を押し切る・・というやり方です。

 


 

健康のために魚介類と肉と卵は一日にどれくらい食べると良いか

健康のために、魚介は1日に1回は食べていただきたい食材です。

魚介類は肉に比べると手間がかかるなどとやや敬遠されがちですが、1日1回は食べたい食材です。青背魚には不飽和脂肪酸のDHAやEPAが豊富です。

イカ、タコ、エビなどは比較的低エネルギーでたっぷり食べても安心です。代謝を高めるタウリンも多く、エネルギー消費を活発にします。

また、一尾魚は食べるのに時間がかかるため、早食いを防ぎ、満足度が高くなります。

肉は赤身肉を優先的にしましょう。

脂肪がたくさん入った牛肉は高エネルギーのわりにたんぱく質が少ないので非効率的です。選ぶなら赤身の多い肉や、余分な脂肪や皮をとリ除いた鶏肉をたべましょう。

内臓類は鉄などのミネラルが豊富で、ものによっては低エネルギーなので、苦手意識を持たず、試してみてはどうでしょうか。

そして、卵は1日1個を目安にしてください。

卵はビタミンC以外の必要な栄養素がすべてとれる優秀な食材ですが、食べすぎるとコレステロールが増えるおそれがあるので、健康を考えれば1日1個を目安にすることが鉄則です。