強引なダイエット法は逆効果

肥満には、脂肪細胞の数が増える増殖型肥満と、脂肪細胞の数はそのままでより大きな脂肪細胞になる肥大型肥満とがありますが、低脂肪食のラットでは、より大きな脂肪細胞が認められ、脂肪細胞の数は少ないという結論が得られています。

その一方、低脂肪食のグループでは、脂肪組織が総量として同等のになりましたたが、相違点がありました。

もっと、同等の種類のラットを用いたほかの研究であっても、脂肪切除後7か月で完全に回復しています。

ダイエット法研究家のラーソンらは、去勢した雄のワットから三か所の脂肪を切除したところ、13週間後には完全に回復した事を報告しました。

その実験では、脂肪切除後、高脂防食を与えたラットと低脂肪食を与えたラットの2グループに分け、経過を観察しました。高脂肪食グループでは、脂肪細胞の大きさ、数、質の含有量のいずれもが、脂肪切除術前と同等の状況に回復しました。

 

 

 

kouka posted at 2011-10-26 Category: がんばったダイエットの効果