ウナギは日本では最も古くから食べられていた魚のひとつだそうで、縄文時代の貝塚から骨が発見されたほどです。古いですね。
今も日本は、世界一のウナギの消費国だそうです。淡水に生息していますが、産卵のときは河を下って海へ行くんです。脂質やたんぱく質をはじめ、目や皮膚の健康に効果のあるビタミンAもたくさん含んでいます。
ちなみに「土用の丑の日」にウナギを食べるようになったのは、江戸時代の学者・平賀源内が、近所のウナギ屋に頼まれて宣伝文句を考えたのが始まりという説もあります。
真偽はわかりませんが、昔から栄養たっぷりの魚として親しまれてきたことにまちがいはないですね。
おなじみのウナギの蒲焼きも、関東と関西では調理法が違うんだそうです。
関東では背開きにしたウナギを半分に切って白焼きにし、蒸してからタレを付けて焼きます。
関西では腹開きで長いまま白焼きにし、タレを付けて焼いてから半分に切ります。適度に脂が抜けて身がやわらかい関東風に比べ、関西風は香ばしく歯ごたえのある仕上がりです。
良い食べ物は、癌や糖尿病などの成人病に深く関わりますから、しっかり考えて食べていきたいですね。ウナギは健康食でしょう。
参考:成人病についてのジャンル